2016年11月24日木曜日

介護福祉コース 授業レポート☆その⑦『救急処置法』






 後期初の授業レポートは2年生の『救急処置法』。 救命処置や応急手当に関する基本的な知識と技術を実践的に学習する授業です。
 学校や福祉施設など、人がたくさん集まる場所で働こうと考えている人は、応急処置の方法を身につけていることが望まれます。特に介護や福祉の現場を目指すめいたん☆かいごの学生にとって、不慮の事故や急病に対応できるよう、適切な応急処置の方法を身につけていることはとても大切なことです。




 11月15日(火)は今治消防署の方々にお越し頂き、心肺機能蘇生術を学びました。



  まずは胸骨圧迫(心臓マッサージ)の方法から。

 傷病者の反応を確認し、呼吸なしと判断したら、周囲の人に119番への通報やAEDの手配の協力を求め、直ちに胸骨圧迫を開始します。大事なことやポイントの説明とお手本を見せていただいた後、訓練用のダミー人形を使って学生達も実践開始。



 「もっと力強く!」「真上から!」「腕を曲げないで肩から押すかんじで!」など細やかな指導を頂き、意欲的に取り組みました。



 更に、位置や深さ、テンポなどを目視できる機材をつけて、上手に圧迫ができているかの確認もしてみました。



続いて、人工呼吸の方法を学びました。


 気道を確保し、息を吹き込みます。肺が膨らんでいれば、正しく息を吹き込めている証拠。でも、想像以上に難しく、悪戦苦闘する学生もチラホラいたようです。


 人工呼吸の方法をひととおり学んだ後は、胸骨圧迫と人工呼吸を組み合わて実践しました。胸骨圧迫から人工呼吸、そして再度胸骨圧迫、人工呼吸………ひとりで何度も繰り返し実践していると「疲れるー!」の雄叫び。かなりの体力を使うようです。そこで、数人で交代しながら実施する方法も教えていただきました。



 次はAEDの使い方です。

 胸骨圧迫と人工呼吸をしながら、AEDを交互に使用して心肺蘇生を行うのがAEDの正しい使い方だそうです。最近は街中の色々な所で目にするようになりましたよね。もちろん、本学にも完備していますよ。


 簡単に、誰でも扱える機械だとは知っていても、実際に触ってみたことがないといざという時、やっぱり躊躇してしまいますよね。 こちらも訓練用なので、本当に電気は流れませんが、実際に触れながら学習でき、とてもいい経験になったようです。


 最後は傷病者を発見してから救急車が到着するまでの一連の流れを通しで繰り返し実践しました。


 また、練習する中で疑問に感じたことや心配なことを質問し、具体的な方法を教えていただいたり、またそれを実際にやってみたりと、真剣に取り組んでいる様子が見られました。



 救急車が到着するまで適切な救命処置を行えるかどうかが、傷病者の救命の可能性に大きく左右されるそうです。とはいえ、実際の場面では躊躇ってしまうことや、不安に思うことの方が多いと思います。でも「慌てず、自分にできる限りの救命をしてあげてください」との消防士さんの言葉に勇気を頂きました。

 介護の現場ではたくさんの命と向きあいます。そんな現場で働く人だからこそ、もしもの時に慌てず、積極的に救命に関われる介護福祉士になってほしいな♪

調理師専修科 鬼北町 武左衛門スープをたいらげろ!鍋レシピコンテストに参加

武左衛門スープをたいらげろ!鍋レシピコンテスト
最優秀賞をいただきました

 11月20日(日)北宇和郡鬼北町「日吉夢産地」にて食育イベントが行われました。
そのイベント内で「武左衛門スープをたいらげろ!鍋レシピコンテスト」が行われ、書類審査を通過したレシピが最終審査として200食を販売、気に入った鍋に投票してもらいます。
調理師専修科を代表して3人が参加しました。



1枚1枚と投票用紙が箱の中に入ります
結果発表の時間までドキドキの3人



町の人たちと一緒に
鍋を販売してイベントに参加できたことが
一番楽しかった事ですが

結果はなんと最優秀賞!楽しかった上に嬉しかった3人でした。



2016年11月22日火曜日

介護福祉コース より良い介護を目指して







 11月12日(土)、COC事業の一環として、公開講座が開講されました。
 今回講師にお越しいただいたのは、株式会社大起エンゼルヘルプの理学療法士であり、一般社団法人日本介護技術協会理事の田中義行先生です。田中先生には、昨年度も本学でご講演いただき、大変好評をいただきました。
(昨年度の講演の様子はコチラからご覧いただけます。)



 今年は『腰痛予防の考え方と基本的介護技術』と題し、前回に続き、講演と実技の2部構成でご講演いただきました。めいたん★かいごの学生も、地域の方々や介護現場で働く皆様と一緒に参加をさせていただき、特に2年生は、午後からの実技の部にも参加させていただく機会に恵まれました。

 介護現場で働く方々にとって、切っても切り離せない悩みは「腰痛」ですよね。
 けれど、腰痛の原因は仕事以外の普段の生活場面で起こっていることも多いそうです。実際に、腰痛が酷く仕事を続けられない症状にまで陥った方が、普段の生活を見直すことで腰痛が改善され、現在も元気に働いておられるというお話も聞かせていただきました。大切なのは、利用者の能力を適切に引き出す介護技術を実践すること。介助者が力を必要としない介助は、利用者にとっても負担のない介助、なんだそうです。
 今回は腰痛を予防・軽減するための方法を、普段の生活と介助の方法の両面からお話くださいました。


 理学療法士として働きながら、更なる技術や知識の向上に向けた研究をし、その知識と技術を全国各地の介護現場で伝えておられる田中先生のお話やお姿に、社会に出ても前向きに学び続ける姿勢やその大切さ、そして何よりそれがより良い介護に繋がっていくことを教えて頂きました。

卒業を控え、間もなく介護福祉士としてスタートする2年生にとって、特別な学びの機会になった様子でした。



  ☆ご参加頂いた皆様よりいただいた感想☆
●有用な知識を得ることができ、とても勉強になりました。
○目からうろこな支援方法や、概念を打ち破る方法を理論立てて教えて頂けてよかった。
●午後の実技の定員が少なく、参加を諦めましたが、午前中の講義に感銘を受けたので、可能ならば参加させていただきたかったです。
○大変役立つ内容だったので、実習等でも役立てていきたい。
●実技、大変わかりやすかったです。職場で役に立ちます。前の職場で腰を痛めたことがあったので参考になりました。
○たくさん学ぶことができました。明日から活かしていきたいと思います。
●事例が含まれている話がわかりやすかった。実際に利用者様に負担のないよう介助できるよう見直しをしたい。

2016年11月18日金曜日

めいたんパーク 活動日記 11月8日 めいたんパークinしまなみアースランド『森育』

11月8日(火)めいたんパークinしまなみアースランド「森育」


不安定なお天気の中、始まった秋の森育。
雨がポツポツ降り始める中、足早に森へ移動。
森までの道でどんぐりを拾ったりどろぼう草で遊んだり、クモと出会ったりしながら長靴を履いた小さな足でみんな楽しみながら坂道を登って行きました。

森での時間の過ごし方は自由です。
早速始まったのは色水遊びやハンモック。
そして、火おこしや崖のぼり。
妊娠中で一緒に崖のぼりができないお母さん。
我が子のはじめての挑戦を祈るように見守っていました。



そうしている間に、雨も止んで時折おひさまが見えはじめました。

虫探しや木のぼりにチャレンジしているお友だちも発見。
はじめて森育に参加してくれた時はまだあんよができる前だったお友だち。
真剣な眼差しで虫を探し、見つけるたびに大興奮。

木のおうち?の中で棒を持って楽しそうに遊んでいるお友だちも発見しました。
大勢の中でも一人で落ち着いて遊べる場所をしっかり見つけていました。





それぞれが自由な時間を過ごし、あっという間にお昼の時間。
今回もお母さんたちのアイディア食材がたくさん並びました。
先日のさつまいももたくさん焼きましたよ。
お腹いっぱい食べた後は再び自由時間。
色水遊びのお水がなっくなったので小川へ水くみに出かけたお友だち。
バケツの中に小さなエビを見つけて嬉しそうでした。







記念撮影とスタッフの方のお話を終える頃、
トカゲさんとおんぶバッタさんがお見送りに来てくれました。
みんな真剣な眼差しで観察。

生き物とお友だちになる方法を教えてもらいながら、
「また来るねー!」「バイバーイ!」と優しく話し掛けながら森を後にしました。

お着替えを済ませたみんなを見送った後、ザーッ!と降り出した雨。
お天気に味方してもらって、無事終えることができてよかったです。

2016年11月17日木曜日

国際観光ビジネスコース 高知県の有名観光地へ

1112日(土) 国際観光ビジネスコースの学生が、高知県に行ってきました。

まずは、坂本龍馬像で有名な桂浜へ。
桂浜は太平洋に面しており、高知県を代表する観光地です。

桂浜に行った後は、ひろめ市場に行きました。
高知といえば、かつおのたたきが有名ですが、留学生はこの日初めてかつおのたたきを食べた、という学生も多くいました。

この日は天気も良く、学生同士の交流もできて、楽しい一日を過ごすことができました。







2016年11月15日火曜日

介護福祉コース RUN伴2016に参加しました!







 10月29日(土)、30日(日)の2日間は明短の学生祭でした。

 めーたん★かいごの学生達も、模擬店に、イベントの運営に朝から頑張りました。

 そんな学生祭の目玉企画のひとつとが『RUN伴2016』への参加。

 RUN伴、正式名称RUNTОМО-RRОW2016は、認知症になっても安心して暮らせる地域づくりを目指して、認知症の方、そのご家族、支援者の方、一般の方みんなで1本のタスキを繋いで日本を縦断するプロジェクト。NPO法人「認知症フレンドシップクラブ」が2011年から毎年開催しているイベントです。

 今年、6年目にしてついに愛媛県で初開催となり、介護福祉を学ぶめーたん★かいごの学生もランナーとして参加させて頂き、更に、29日(土)のゴールを明短でお迎えすることに!



 7月に北海道を出発し、全国各地でたくさんの想いを繋いできたタスキを肩にした学生の顔がキリリと引き締まったところで今治駅をスタート。実習でお世話になった廣寿園さんで利用者さんたちから声援を頂き、学校を目指します。学校では、到着を待ち兼ねているめーたん★かいごの仲間達が、ゴールを飾ってお迎えの準備。他学科・コースの学生や遊びに来てくれていた子ども達がゴールを盛り上げてくれました。
 最後まで走り切った2人の晴れ晴れとした表情はとても頼もしく、この貴重な体験が、これから介護福祉士として働く中できっと力をくれるのではないかと思います。

 町と町を繋ぎ、人と人を繋ぎ、想いを、そして生きる力を繋ぐRUN伴。介護福祉を学ぶめーたん★かいごの学生達だけでなく、今回こうしてゴールを迎えてくれた明短生や地域の子ども達、そして声援をくださった地域の皆さんにとっても「認知症を知る」きっかけとなったのではないでしょうか。

 
 ご声援いただきました皆様、サポート頂きましたNPO法人「認知症フレンドシップクラブ」の皆様、ありがとうございました。


2016年11月10日木曜日

めいたんパーク 活動日記 11月1日  たのあそタイム「おいもほり」

11月1日(火)めいたんパーク たのあそタイム「おいもほり」

いよいよ待ちに待ったこの日がやって来ました。
準備時間に小雨がパラつく微妙なお天気でしたが、みんなが集まる頃にはおひさまも出てきてなんとか実施することができました。

5月31日に苗を植えてから約5ヶ月。どんなおいもができているか、ワクワクドキドキです。
室内でしっかり体を動かしながら準備体操をして、おいもを持ち帰るための袋を用意して…
かわいい長靴姿でお芋畑に出発!




JAの川本さんに、おいもの掘り方を教えてもらってから早速スタート!
つるを一生懸命引っ張ったり、真剣な表情で土を掘ったりして出てきたおいもたち。
子どもたちのお顔サイズのものから手のひらサイズのものまで、たくさんのおいもを掘ることができました。



今回は安納芋と鳴門金時の2種類を植えていましたが、掘ったおいもを学生と一緒に種類ごとに一列に並べて数を数えてみました。
安納芋が177個。鳴門金時が129個。合計306個のおいもが掘れました。大収穫!


おいもはみんなに少しずつ持って帰ってもらいました。
みんな大きなおいもを選んで嬉しそう!

このおいもたちは、8日の森育、29日のめーたんクッキングで使用します。
そしてあとに残ったたくさんの芋づる。
こちら余すことなく使用したいと思いある作業を実施しています。
お楽しみに!

そして朗報ですっ!
29日、お芋畑にて焼き芋パーティーを企画中です!
今回、残念ながら森育、めーたんクッキングにご参加いただけなかったみなさんにぜひご参加いただきたいです。詳細が決まり次第お伝えします。


2016年11月8日火曜日

めいたんパーク 活動日記 10月29・30日 めいたんパークin 学生祭「ハロウィン研究所」

10月29・30日 めいたんパークin 学生祭「ハロウィン研究所」

イクメン集団ザ・ニーニーズとめいたんパークがコラボして実施している学生祭ブース。
今年もたくさんの方々に参加していただきました。

ピアノ練習室ではハロウィン工作、外ではハロウィンゲーム変装コーナーを実施。

今年、新たに実施したネイルのコーナーも大盛況でした。
各コーナーは、ばっちり仮装した幼児教育学科2年生を中心に運営しました。



午後からはハロウィンパレード

かわいい姿、こわーい姿に仮装した子どもたちが大人たちにお菓子やグッズを配りながら学内をパレードして学生祭を盛り上げてくれました。

2日目のパレードにはみきゃんも遊びに来てくれましたよ。



最後は記念撮影タイムと、いよいよ子どもたちがおやつをもらえるご褒美タイム

いっぱい食べていっぱい遊んで、学生祭自体も楽しんでもらえたようです。

ありがとうございました。

2016年11月7日月曜日

国際観光ビジネスコース 留学生日本語スピーチコンテスト in 愛媛2016 参加

 10月30日(日)国際観光ビジネスコースの留学生2人(リナさん、デンコウキョウさん)が、南海放送本町会館で行われた「第13回 留学生日本語スピーチコンテスト in 愛媛2016」に参加しました。

 今年は愛媛県内の大学・高校で日本語を勉強している18人の留学生が参加し、それぞれの思いを語りました。

 リナさんは、「言葉の魅力」というテーマで、言葉の面白さについてスピーチを行いました。




 また、デンコウキョウさんは、「真っ赤な標語」というテーマで、ルールを守る大切さについてスピーチしました。



 今回、本学の学生は入賞できませんでしたが、参加した学生からは、「色々勉強になった。参加してよかった。」という感想が聞かれ、いい経験になったのではないかと思います。


学生祭★2016 つながれ!明日へ!

 10月29日(土)、30日(日)の2日間、学生祭が行われました。

 今年も地域の皆様をはじめ、各学科・コースの実習先施設の皆様や卒業生など、たくさんの方にお越しいただきました。ハロウィンの季節ということもあり、仮装をした子供達の賑やかな声がより一層学生祭を盛り上げてくれました。




 イベントや模擬店、展示など、この日に向けて毎日少しずつ準備をしてきた学生達。お天気にも恵まれ、笑顔あふれる2日間を過ごしました。



2016年11月2日水曜日

【地(知)の拠点整備事業】吉海老人福祉センターで健康教室

10月18日(火)今治社会福祉協議会吉海支部のご協力のもと、吉海老人福祉センターで、本学介護福祉コース 野方先生による健康教室を開催しました。

地域の高齢者 9名のみなさんと深呼吸から始まり、肩回しや指の体操などの軽めの体操、スクワットやゴムを使った体操なども行いました。

体操の後、肩こりなどの健康指導を実施。

皆さん、楽しんで体操をしていました。




【地(知)の拠点整備事業】地域交流実践演習 サイクリング班

10月8日(土) 地域交流実践演習Ⅱ「サイクリング」班で
大三島にサイクリング体験に行きました。

今回のサイクリング体験学修では、グループごとに島の魅力を感じながら
『サイクリングを楽しむこと』『地域の人々との心地よい交流をすること』
『学生の視点からサイクリングマップを作成するための調査・取材をすること』
という3つの目的がありました。




学生32名、教員6名、協力者の井手先生、大三島地域おこし協力隊森先生が同行し、指導してくださいました。
当日は、出発前に雨が降りましたが、出発時間には、晴れあがり、活動時間中は、天気が回復しました。
学生は、グループに分かれて「走る」「見る」「食べる」ことを楽しみつつ、地域の方々とふれあいながら、元気にサイクリング活動を行うことが出来ました。
今後は、活動をもとにサイクリングマップ作成に取り組みます。




<学生の感想>
・初めてサイクリングの体験をして車で行くのとは違い、とても大三島の自然を感じて楽しむことが出来ました。
・サイクリングは楽しく、地域の方々との交流できたので良かったです。
・サイクリングをして、特に雨の日は路面が滑るので危険を感じた。
・サイクリングにはいろいろな都道府県の人が参加していて全国的にも広がっているのだと感じました。



2016年11月1日火曜日

めいたんパーク 活動日記 10月18日 『リボンあそび』

10月18日(火)めいたんパーク 「リボンあそび」

保育実習を終えたばかりの2年生が担当しためいたんパーク。
ふれあい遊びからスタート!
「おちたおちた」では、ぞうが落ちてきて、踏まれないようにみんな上手に逃げたあと、「バスに乗って」ゴリラさんに会いに行きました。
お腹を空かせたゴリラにえさをあえると、お礼にリボンをプレゼントしてくれました。
そのリボンにタッチしたりゆらゆらしたり投げたりして、リボンだけでいろんな遊びができるよ。ということを親子に体験してもらうことができました。




その後のグループごとの活動では、学生が主体となってプログラムを行う計画でしたが、活動後の反省でも意見が出たように
一人の子どもと関わりながら全体にどう働きかけるか。
任された時間を自分なりにどう活用するか。
お母さんたちを巻き込んで楽しく活動するにはどうすれば良いか。
自由に動き、遊ぶ子どもたちにどのような対応、声かけが必要か。
などを考えるよい機会にもなりました。




すくらむハートさんのパン販売は今回も大盛況。
かわいいハロウィンのラッピングも見つけましたよ。
最後まで会場のお片づけを手伝ってくれたお友だち、どうもありがとう!


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