2017年1月10日火曜日

製菓製パンコース 研修旅行~近畿・中国横断の巻~

製菓製パンコースでは、2年間に1度、1・2年生合同で研修旅行を行っております。

今年はちょうど研修旅行の年ということで、12/17(土)と18(日)の1泊2日間で研修旅行に行って参りました!

行先は・・・

兵庫県~広島県にかけて、主に菓子及びパン作りに関係する工場の見学に伺いました。

6:50に今治明徳短期大学に集合し、いざ出発!


しまなみ海道から見る日の出は美しい・・・?


まず始めに、兵庫県姫路市にて御座候(その他に回転焼き、大判焼き、今川焼など色々呼び名があるようです)の餡の大量生産を見学しました。




出来たての白餡を移動させるため、台車に移しているところ
大量生産はスケールが違います・・・!(写真撮影の許可はいただいております)

また、御座候では工場の敷地内に小豆ミュージアムという施設があります。



館内には、餡の材料に使われる小豆やインゲン豆についての様々な豆知識を知ることができます。
中には、製菓衛生師国家試験の問題に出てくるような内容も?

見学終了後、御座候を堪能しながら次の見学場所へ・・・


次に、同じく兵庫県姫路市にある灘菊酒造にて見学・昼食をいただきました。



お酒が製菓製パンに係わりがあるのか?と思う方がおられるかもしれませんが、日本でパンが馴染んだのは、パン酵母のかわりに酒種を用いて発酵したパンが発明されてからだそうです。
見学終了後は昼食をいただいて次の見学場所へ・・・

1日目の最後は、岡山県にあります畠山製菓にて煎餅焼き体験を行いました。



煎餅は米で作られた生地をうすく切り、乾燥させた状態のものを焼くことで作ることができます。
醤油で思い思いの絵を描いて焼くと、自分だけの煎餅が完成!
現在短大では経験できない煎餅焼きを体験できるということで、皆興味のそそられる見学場所でした。

研修旅行2日目は、クリームパンで有名な八天堂の工場内を見学しました。


工場内では、徹底された衛生管理と品質管理がされており、大量生産を行う上で安全性を考慮することがいかに重要であるかを垣間見ることができました。
また、安易に機械化を導入するのではなく、要所で人の手が加わることで手作りと大量生産の調和が為されているようです。

一泊二日という短い期間で多数の見学先に伺うというハードスケジュールではありましたが、今回の研修旅行で、普段の製菓・製パン実習とは異なる工場での大量生産といったマクロな現場での様子を見ることができました。


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